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定期ワークショップレポート(5月開催) - 2012.05.27 Sun


こんにちは。教文コミュニティダンス部のたかこです。

5月の定期ワークショップのテーマは「距離を踊ろう」でした。

実際の距離、人との距離、そして心の距離をテーマに
ファシリテーター私、岩澤孝子とたかはしちひろが、
全部で3つのワークを行いました。

ワークその1 1cmのダンス
前回、4月のワークショップでは、
「距離」とは遠い距離ばかりをいうのではなく、
ほんの少しの短い距離も「距離」と呼べるのだという話が出ていました。

それを踏まえ、今回のワークで取り上げたのは
自分の身体の距離。

自分の身体の中から、
1cm
30cm
1.5m
という3種類の距離をみつけてみました。

まず1cm。

手や、足と床との距離、
1cm-1_convert_20120527105323_convert_20120527111648.jpg


指の第1関節の距離、
1cm-2_convert_20120527105524_convert_20120527111719.jpg


目の輪郭から黒目までの距離、
1cm-3_convert_20120527105551_convert_20120527111740.jpg


他にも、
唇と唇の間の距離、
また歯と歯の間の距離、
といったアイディアがみなさんから出ました。

1cmというのはとても微妙で、
はたから見るとどこが1cmなのかよくわからず、
本人に聞いてようやくわかる、といった場面も見られました。

次に30cm。

距離が長くなった分、少し動きも出て来て、
どこの部分が30m なのかわかりやすくなってきたな、と思います。

また、1cmのときは、立ったままでも出来る範囲のことが多かったのですが、
30cmになると、寝そべって足を持ち上げたときの距離や、
身体を曲げたりそらしたり、
ダイナミックさが増したと思います。

最後に1.5m。

ここまでくると、まわりの人からも、
本人がどのあたりを1.5mと意識しているのかがわかりやすくなりました。
動きも大きくなったと思います。

それぞれの1.5mがみつかったところでペアになり、
その1.5mに至るまでの動きをやってみました。
1.5mのダンス


1.5mの距離を常に意識し続けながら動いている方もいたり、
一度に複数の1.5mをキープしていた人もいました。


次にグループを2つに分け、
いまおのおのがみつけた1cm、30cm、1.5mを使い、
ダンス作品を作ってみました。

Aチームは全体的に女性らしい作品に。
CA3H0428_convert_20120527105818.jpg

CA3H0426_convert_20120527105741.jpg


Bチームは何だか、ストーンヘンジのような(笑)。
距離ダンス1_convert_20120527105638


「距離」というモチーフで、
なかなか完成度の高い作品が生まれたことに
驚きの声も上がっていましたよ!


ワークその2 人との距離
ここでファシリテーターはたかはしちひろに交代。

ちひろちゃんは、
先のゴールデンウィークに行われた
「第17回京都国際ワークショップフェスティバル」に参加し、
そこで学んだワークから「距離」に関するものをいくつか選んで紹介してくれました。

①集団の中での距離
まずはみんなで歩く。
空間を埋めるように、空いているところに行くように。

次に、誰か1人を自分の心の中でターゲットとして決めて、
その人との距離を意識しながら歩きます。

最初はその人からなるべく遠ざかるように。
遠ざかろうとすると、全員壁のほうにくっついてしまいました。
ありゃりゃ。

次に、そのターゲットの人になるべく近づくように歩きます。
するとだんだんだんだん、人同士が密集していきます。
でも動くのをやめないように。人の間をぬうように。
それでもだんだんすり抜けられなくなり、満員電車状態に!

これ以上無理!というところになったら、
満員電車のドアが開き、解放されます。


②間合いという距離
ペアになり、壁の反対側同士に立ちます。

その相手と徐々に近づき、
互いがもっとも居心地の良いと思える距離まで近づきます。

その距離を近づけたり離したりして、違いを感じます。

その内、2人の内1人がリーダーになって、相手の様子を見ながら動きます。
そしてもう1人は、リーダーと一定の間合いを取りながら、
半身(相手に対して身体を斜めに向けた状態)で動きます。

しばらくしたらリーダーを交代して、また同様に動きました。

2人で間合いを取ることに慣れたら、一緒に横に移動したり、
時々ソロで動いたりしてみて、少しづつ自由に。
CA3H0429_convert_20120527105853.jpg


リーダーの交代も、アイコンタクトでできるようにしていきます。
CA3H0430_convert_20120527105926.jpg

しばらく自由に動いたら、再びシンプルな動きに戻り、
もとの間合いにもどっておしまいです。


③至近距離にいてみる
今度はさっきとは違う相手とペアになり、できるだけ相手と接近します。
この時に、
相手と一緒にいるのがいたたまれなくなるようなシャイな気持ち、

相手と一緒にいることを受け入れる気持ち、
の両方の気持ちで相手と対し、その違いを味わいます。

至近距離ワーク_convert_20120527105702


このワークでは、みんなとても思うことがあったようで、
あとで感想がたくさん出ていました。
(感想は、この記事の最後のほうでまとめてあります。)

ワークその3 心の距離
最後のワークは、再び岩澤孝子によるファシリテーションで、
「心の距離」をテーマに実施。

①自分と世界との距離
自分自身の感情や意識を、
パーソナル/パブリック/ソーシャル/プライベート
という4つの関係に分類してみて、
それぞれの距離を「心」で感じてもらいました。

まずパーソナル。
同じ空間にいても、1人1人は完全に「孤」の状態。
その状態で自分の中でふつふつとわき上がるものを感じる。
自分の中にある「愛」を、自分で味わってみます。

そして、パブリック。
そのパーソナルな状態を保ったまま、少しずつ外の世界に目を向けてみます。
自分の周りにあるものに気づき、外の世界=パブリック空間を発見します。

CA3H0431_convert_20120527110101.jpg


空間全部にいる人を意識し、
まずはどんよりとしたくもり空の下を歩くように、
少し内にこもった気持ちで歩きます。

次に、春の暖かな日差しの中を歩くように。
心を解放して、晴れやかな気持ちで歩きます。
晴れやかな気持ちのときは、やっぱりみんな良い顔してました。

次にソーシャル。
2人から始まって、誰かと出会い、どんどん人の輪を広げていき、
コミュニケーションできる人々の中にいる「自分」を感じます。

そして最後のプライベートは、
ソーシャルよりももっと親密な距離で出会い、お互いを感じ合います。

これはなぜか、面と向かってではなく、
斜めに肩をふれあう人が多かったのが印象的でした。
参加者からは、なぜだか幸せな気分になるという声も聞かれました。


②世界の中心で愛をさけぼう。
最後に、1人に代表して中心に立ってもらい、
そのまわりをみんなで輪になって取り囲みました。

初めは3~4mくらいの距離をとって。
先ほどのワークでいうと「ソーシャル」の関係です。

中心になった人は、まずさっきと同じように、
自分の中にある「愛」を1人で感じます。

そして、それをゆっくり周囲にいるひとに渡すのです。

渡す方法はその人におまかせで、
渡された人はそれを受け取り、確かめてから、
その人に返します。

そうしたら次は50cmの距離にみんなで接近!
先ほどのワークでの「プライベート」の距離です!

その至近距離で同様に
誰かに「愛」を渡します。
受け取った人も確かめてから、相手に返します。
50smの輪_convert_20120527111214


この距離でのやりとりは、さすがに照れました(笑)
やっぱり「プライベート」だ!




終了後のフィードバックでは、みんなから次のような感想・意見をもらいました。

・普段では絶対に近づかないような近さで人と近づき、とても気まずかった。
・サルサでは常に人と近いけれど、ずっと動いているから大丈夫なのかも。至近距離でじっとしているのは大変そう。
・普段の生活でも、距離をはかるのは、自分だけの問題ではなくて、
相手との相互作用で、2人の居心地の良い距離を見つけなければいけないのだな、
と思った。
・自分が普段から人と距離を取るタイプなので、無理に近づくことがしんどい。近づけないことを悪いと考えるのではなく、しばらく放っておいてくれると・・・
・人は至近距離になると笑顔になる。離れると普通のまじめな顔になる。
それが見ていて興味深かった。
・手が汗ばんだり、呼吸が速くなったり、反対にリラックスできたり。人との距離によって自分のフィジカルが変化していたのが面白い。
・相手を「受け止める」というワークがあったけれど、結局は自分の価値観に照らして、
自分が受け止めたいところだけを受け止めてるのではないかと思った。
これは日常の距離にしてもそうかも知れない。
・相手と距離を取りたいとき、人の身体は外に向く。

今回のワークを通して、参加者それぞれが、
日常生活の中での距離についてもう一度考える、
そんなきっかけになったようでした。

たかこ
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